2018年7月24日火曜日

3年目の夏

早いもので慶應通信に入学して3年目を迎えました。

そういえば、某芸能人が慶應通信に入学したとのことでちょっと話題になってます。
が、客観的に評価すれば下馬評通り卒業できる可能性は低いだろう、と思います。
(是非、下馬評をくつがえして欲しいとも思いますが)
慶應通信はレポートの採点も科目試験の採点も温くはないです。
加えて、これは正直どうかと感じていますが、科目試験の問題は
教科書のほんの一部分からのみ出題されます。山を張るとほぼ確実に外すんです。
そして、この一部分について論点を漏れなく記載しないとよい成績が付きません。
つまり、科目試験を確実にクリアするためには、
科目試験の直前には教科書の内容が概ね漏れなく頭に入っている必要があります。
これができない場合、科目試験はかなりの確率で不合格となり、
その次の回に再度受験することになります。
これらを考えると、仕事をしながら12年間で卒業というのは、
ある程度の基礎学力のある人がかなり自分を厳しく律しないといけないでしょう。
ということで、基礎学力がそれほど高くなく、かつ学士入学でない場合、
睡眠時間を削って削って「何でこんなことやってるんだろう?」
と思うくらいにならないと卒業できないと思います。
要はそれくらいの覚悟を決めてやれるかどうかに掛かっているかと。

さて、自分の話に戻ると、ずいぶんと更新が滞ってしまっていますが、
実は今海外にいます。1年間の海外生活で日本に帰国するのは来年の6月。
ということでそれまでは慶應通信のスピードはちょっとゆっくりになると思います。
休学にはしていないので、レポートの貯金は作っておき、
かつ、1月の科目試験だけは帰国して受けようと考えていますが。

7月の科目試験が無事通っていれば合計78単位、
来年4年目を80単位くらいでスタートできれば残り8年で44単位なので、
卒業までのペースは大丈夫です。

ちなみに、慶應通信を2年やった感想ですが、
慶應通信のテキストは本当によくできています。
今まで勉強は人並み以上にしてきたと思いますが、数あるテキストの中でも、
これだけ分かりやすく、体系立てて作られているものはあまり見たことがないです。
上記の通り、1科目1科目は結構ヘビーなのでその時は大変なのですが、
しっかり身に着けて後から振り返ると本当に勉強してよかったと感じています。